リビアには川がひとつもないそうだ。びっくり？砂漠だから水はないだろうとは思っていたがひとつもないことには驚いた。
トルメイタはのどかな集落、今では漁村になっている。遺跡は町の裏側の山へと続くゆるやかな斜面に広がっている。
感じる。紀元前６世紀の中頃ギリシア人によって開かれた北アフリカではアクサンドリアに並ぶ
ヘレニズム都市として 交易港の一翼を担った
最盛期には南北に１８０ｍおきに配置した格子状の都市となった。３６５年の大地震で壊れ、
その後は砂に覆われるままになっていた。
博物館 Museum
トルメイタの遺跡から出たモザイクを展示している。メデューサ 魚や鶏のモザイク
遺跡を掘り出したという先生が自信を持って
私たちを案内してくれる。広大な遺跡に久しぶりの暑さに堪える。
コンスタンティヌス・アーチとデクマヌス Constsntius Arch Decumanus
コンスタンティヌス・アーチと呼ばれている門が３世紀に造られた４つの巨大な台座が残っている。
東西に延びるデクマヌスはトルメダイで
最も重要な通りで、両側に列柱が建ち並ぶ記念道路だった。
列柱宮殿 Colonnaded Palace
紀元前２世紀に建てられた。ユダヤ人の反乱で破壊され、その後ろーまの富豪の住居として再建され
宮殿で、列柱にかこまれた中庭には巨大なプールが特徴で、下層にはローマ浴場を備えていた。
上層は客間として使われた。 美しいモザイクで装飾され贅をこらした造りとなっていた。
地下貯水槽 Underground Cistern
アゴラの地下に広がる北アフリカ最大の貯水槽で、深さ６ｍにもなる巨大なトンネル形の水槽が
何本もつながっている。水は２５ｋはなれた ジャバル・アハダルの山中からの
水源から水路をひいていた。
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