死の世界のようだ？ ジープの空気を抜き砂漠の中を走る。見ている間に大きな山の砂漠をジープが
あがって行く。びっくりして見てると私たちのグループでした。
あの砂漠の山を登ること、足がすくみました。ジープが続きます。砂漠の山や谷を越えて行くのです。
砂ですのでスムースにはあがりません。
遠くから反動つけてスピードを出してあがるのですが、それでも５～６回やり直しです。
あがり切った先頭車が何処を回るといいのかリードしてくれますが、さすが先頭車は
やり直すことがありません。それでもなかなかあがりません。途中砂にはまってしまい皆で
押して出します。 いくつもの砂丘を越えて行くのですがすごい迫力です。
周りは色々の形をした風紋が美しいです。見とれていると飛ばされます。
ジープが並んで走っているのはまるでラリーでもしているかのようです？
３６０度見渡す限り砂漠、この広大さは人智を淩駕している。いくつもの砂丘を越えたところに、
突然ヤシの緑と満々と水をたたえた湖が
目の前に現れる。まるで蜃気楼でも見ているかのようなオアシス、
ウルメン・マー湖 Umm Al Maa Lake
ウルメン・マーとは「母なる水」を意味する。細長い形をした湖でヤシの木が周囲をふちとっている。
一番美しい湖だ。周囲は砂丘に囲まれており、湖に映りでされた空、砂丘、ヤシの木が幻想的だ。
その辺でランチタイム
干しあがったマンダラ湖 Mandara Lake
かつては緑や赤、青と色を変化させる、ウバリ湖群で最も素晴らしい眺めを造り出した湖だった。
残念なことに現在はほとんどが干しあがっている。
この湖の周辺には村があってヤシの木が茂っていた。いつかここに帰ってこようとした村人が何度も戻って
ヤシの木を植え続けたものだ。 こんな体験は２度と出来ない。
この広大な砂漠をジープで走れたこと本当に幸せでした。
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